KonaHawaiiのブログ

ハワイ島コナの自然とハワイの文化、徒然なるままに

Nancy K.(ナンシーの思い出)

あろは かかひあか〜

夕べは少し暑かったので窓を開けて寝たら

今朝は寒くて、窓を閉めて二度寝しました。

 

今週はイベントがいっぱい

今日はフェアモント・オーキッドでのコンサート

明日はホルアロアの第一金曜のブロックパーティ

7月3日は「Kona Mele」というコンサート

@マカエオ(オールドエアポート)

午後4時から8時 無料

Kainani kahaunaeleさん

「Keauhou」のトリオ、が聞けて

食べ物も買えるそうです。

      ♫

 

ナンシーは今年、1月17日にテキサスの

老人ホームで娘さんや孫たちに囲まれ

眠るように亡くなりました。

その朝、うちの裏口で小さい蝶々が30匹ほど

花びらのように舞っていたので、

花咲おばさんや、と、

訃報を聞く前の「虫の知らせ」でした。

 

初盆だったのに、大福寺のお盆には

親族は誰も来られず、不肖私がお焼香を

させてもらいました。

    photo by 昔の写真屋さん

ナンシーが自分のベッドルームに飾っていた
結婚式の写真の大きな額

 

ご主人の最期を看取り

ボーイフレンドの最期も

数年間、毎日、下の世話をして

末期の水を飲ませ、、

いつも人の世話ばかりしてはりました。

若い時はベビーシッターをしていて

オシメを換えてもらった人は、数知れず、、

 

1927年5月10日生まれ

18歳の時に弟が442部隊で戦死、という

悲しい体験をしています。

 

最後に一緒に過ごした2019年のお誕生日

「ビッグアイランド・グリル」に行きました。

f:id:KonaHawaii:20220701071251j:image

サーバーのお姉さん、

ナンシーは彼女のことを小さい頃から知っていたそうです。

 

f:id:KonaHawaii:20220701071256j:imageナンシーの家は、既に売られて他の人が住んでいます。

いちじくはどうなっているでしょう。。。

ナンシーがいる時は、鳥より早起きして

鳥を追い払いながら、実を捥いでいたので

こんなにたくさん収穫することができたけれど

ほったらかしにしていたら

あっという間に鳥とアリの餌になってしまいます。

 

ナンシーはお転婆で、よく怪我をしていました。

15年ほど前のこと、

「おちた」と電話があり

「あんた、忙しかったら来んでええ」と言います。

なんか、変だと駆けつけてみると、、

頭を岩にぶつけて切って、血の海💦

 

ナンシーさん流れた血の量 何cc?

 

本人は至って平静。。。

ERに連れて行くと、頭皮を10針ほど縫われ、

すぐ帰って普通に晩御飯を食べていました。

 

5年前に、ガラスのテーブルを一人で持ち上げ

つま先に落としてしまい

足の親指の爪が「わや」になった時

お医者さんがゴムのキャップがわりに

コンドームをつけてくれたのでした。

 

いつも「わや」=怪我をした、具合が悪い

散らかっている、よくないetc.  が口癖でした。

 

縫い物は若い頃から90歳近くまで

ずーっとしてはりました。

植物の苗を種から育て、

皆んなにあげるのも趣味でした。

オールドエアポートに日本庭園を造る

と言いながら、サボテンをたくさん植えてはりました。

 

カイルア・コナのマカイの暑い所で

こんな紫陽花を咲かせたのはナンシーだけかな。。

「きれいなな〜」と、どこの方言か

わからない言葉で言っていました。

「Bushuman's Pipe」ブッシュマンのパイプ

という名の提灯のような花、

ハワイでは初めて見ました。

ランタンフラワーともいうそうです。

 

「こったらことしたらダメ」

「ほったらことしとったらワヤ」

ナンシーの声が今でも聞こえて来ます。

 

天国でも花咲婆さんしてるかな🙏🏻

 

マーラマ・ポノ🙏 まはろなーあくあ

暑いのにお読みくださった方もまはろ〜

ご自愛ご専一に。。。