KonaHawaiiのブログ

ハワイ島コナの自然とハワイの文化、徒然なるままに

カクマ Kakuma ( 木生シダの芽)

あろは まい!ク

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近所の家に食事に呼ばれたので、、

日の入りは見過ごしましたが、、

いつもと少し違う海のアングル

 

昨日は上弦の月の半月が

オレンジ色になって沈むのが見えました。

ハワイ語では明日までオレの月、

植えたり種まきしたりしない時期

里芋が急に食べたくなり、

掘り起こして、小芋を取りまた植え直しました。

(あれ、植えてるやん)

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丁度、味噌汁一回分の量、初めての収穫

こんなに簡単にできるとは、、、

サツマイモより効率的。採れたては、すぐ煮えるのが嬉しいし、、

これもCovid(コロナ)のおかげです。

 野菜おばさんにも、ロノの雨にも感謝!

 

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カクマ(カグマ)を初めて食べたのは23年前、

この茎のところだけで葉になる部分は食べません。

もらったのを自分でも料理してみました。

毒性のガスが出るから、外で茹でなさいと言われ

皮を剥いてラナイで茹でて、あとはタケノコのように

水につけて冷蔵庫で保存できます。

コリッとした食感が良く、キンピラが一番合うような、、

 

日系人はカグマと言い、他の人たちはカクマと呼びます。
何語か気になって、聞いて回りましたが

みんな知らないらしく、、

タガログ語、ハワイ語、マオリ語などの辞書で

調べても見つからず、、、

広辞苑、古語辞典、方言辞典、

その頃は検索できなかったので結局わからず

 

ある日、日本に行く飛行機で隣に座った人と話を

する機会があり、、屋久島出身者だそうで、

ここぞとばかり

「『かぐま』ってわかりますか?」と聞いたら

シダのことだと教えてくれました。

 日本語だったのです。感動しました。

 

熱帯シダなので日本の本土では使わないのかと

思ったら、「〇〇カグマ」が、シダの種類の名前で

普通に使われていました。

 

ハワイではシダはクムリポ(創世記)にも出てくる

 大事な生物、総称して「クプクプ」

溶岩の割れ目から最初に出てくるのがシダ。

カグマの葉のハワイ語はペペ’エ、

ハワイのシダは200種以上、

ハワイ語の名前は細分化され日本語以上にたくさんあります。

でも、食べ物としてのシダはカグマ、そして、ワラビという

日本語が浸透しています。

 

春の風物で、今は季節外れですが、

山の方へ行くと夏でも芽吹いています。

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伸びると大きな葉のシダになります。

食用でない部分はカグマとは言わないようです。 

 ハワイ語ではハープ’ウ。

大地女神ハウメアのキノラウ(化身)

 

毎年ヒロの大正寺の人が

大量に採取して、大量に茹でて

売りに来てくれるのですが

今年はそれも無く、、

 

かくまわれ、カグマ伸び伸び育ちたり

 

これはダジャレじゃ無く、カグマの語源だと思われます。

 

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さて、ここはどこでしょう?

コナに住んでいる人にも難問かもしれません。

 

マーラマ・ポノ🙏  お大切に〜

マハロ ナー アクア

 Stay possitive、Test negative!

読んでくれはって、おおきに〜