KonaHawaiiのブログ

ハワイ島コナの自然とハワイの文化、徒然なるままに

ビキニ環礁 Bikini(マーシャル諸島の一部)

あろは まい

納涼ホヌさん

こうして見ると見事な保護色ですね

これを撮った時は、ずーっと尾行していたから

見失うことがなかったけれど

水面から見ていれば、見えなかったかも、です。

 

    👙

ヤッコエ!

『ネックレス・アイランド』という本を

いつも飾っています。

1984年出版の

写真:中村征夫氏

文:椎名誠氏

四谷の消防会館での出版記念パーティに

行ったような覚えがあります。

このマジュロの写真を見て

「行きたいっ」と思ったものでした。

 

こちらは1994年に上梓された本。

1996年にアーカンサー州で英語クラスの

学生だった時、

プロジェクトに使わせていただいた参考書

 

マーシャル諸島は「太平洋の真珠」と言われ、

マジュロ環礁だけでなく

たくさんのネックレス・アイランドの集合体

1946年から1958年の12年間

60発以上の核実験が行われていました

 

ビキニ環礁、

エニウェトック環礁

3500年前からヒトが住んでいた

ネックレス・アイランドの住人達は

核実験のたび、放射能値が高くなるたび

転々と5回も6回も

強制移住させられていました。

 

アメリカさんのやることは

ひどすぎる!

と思っていたけど

実験に関わったアメリカ兵さん達も

延べ42000人くらい

被爆していたのです。

 

ヒロシマ・ナガサキで

何を学んだのかとあきれます。

 

第五福竜丸の事件も

若い方はご存知ないかもしれません。

今度、日本に観光で行く時には

私も夢の島の「第五福竜丸展示館」へ

行ってみようと思っています。

裏表紙のこのドームは建造後すでに30余年

温暖化による海面上昇で

今や波にさらされているそうです。

 

日本の放射能汚染水問題は

大きく取り沙汰されていますが、

ここの放射能値は知るよしもありません。

回遊魚やクジラなんかは自由に動き回るので

日本近海でもミクロネシアでも

どこにでも行けます。

 

ビキニという言葉はドイツ統治時代の

bikini環礁を指す発音で

マーシャル語では pikinni 

piki=表面,皮、

ni=ココナツ(ハワイ語ではニウ)

ココナツがごろごろ転がる島

だったのでしょう。

 

そこで、1946年7月1日に行われた核実験が

破壊的な威力だったということで

実験の4日後に水着を発表したフランス人

デザイナーが「ビキニ」と命名したそうです。

 

ミクロネシアの人だけでなく有色人種の人権が

軽んじられていた頃のことです。

 

近年、マーシャル諸島共和国からの

ハワイ移住者が増え続けています。

コナのアリイドライブを朝、歩くと

マーシャルからのワーカーにぶつかります。

皆、日本の単語を少なからず知っていて

アリガト、カッソーロ、デンキ、カバン、など

日本統治時代の名残りを垣間見ることができます。

私は「コマルタタ=ありがとう」を連発し、

♫One pinana Two pinana♪という

バナナの歌を歌ってウケを狙います。

 

ひとなつこく楽しい人が多くて

めちゃ、笑ってくれるので

お笑い系ばばあの私に相性ぴったり

 

コマルタタ困ること多々もゆるゆると

 

世界中にいてはる「ヒバクシャ」の方々、

被爆魚やその子孫達にも美しい夜明けが

来ますように🙏🏻

 

マーラマ・ポノ🙏   まはろなーあくあ

コマルタタ