KonaHawaiiのブログ

ハワイ島コナの自然とハワイの文化、徒然なるままに

ワヒネ イリケア Wahine 'ilikea(曲名、白い肌の女、霧)

あろはかかひあか〜

ワヒネイリケア的、白い空気に包まれた

コナのカカヒアカヌイ(早朝)

 

クジラが去って冬が終わりました。

「コーレアの胸が黒くなると

鯨が北へ帰る」という ことわざ通り

渡り鳥のコーレア

秋にハワイに来た時は茶色

日本名はムナグロ、

ハワイを去る時の色は胸黒、

婚姻色のタキシード

(雌雄同色)

 

  🌊

海の水も少し温んできましたが、

朝は干潮の日が続き

カハルウは湧水の割合が多くなり

入ったところの浅瀬は冷たく感じられます。

 

昨日は、久々に湾の外に出たら

深場の水は暖かくなっていてすっかり初夏

photo by S

ヘイアウ脇のアーチまで泳ぎ、

干潮だから通り抜けたかったけど

耳抜きが上手くできず💦

誤魔化して遊んでいるところを撮られていました。

 

自分でできないので、他の人が潜って

通り抜けるのを写させてもらいました。

めっちゃ余裕でわざとゆっくり回りながら

通ってはりました。 「おヌシやるな!」

メインランドから来た人たちのようでした。

 

    🐐

ちょっとした事件が再度起こりました。

隣のイーズメントの柵の間に

頭を突っ込んでアボカドの新芽を食べていた

母ヤギが、抜き差しならない状態に、、

子ヤギが悲しそうな声で泣き喚き

後ろから乗り掛かかって押しています。

柵を壊そうとしているのか、、

この後ろにもう1匹の子ヤギも続いています。

パパヤギは見張り役

馬もいてみんなでブレーメンの音楽隊みたい

 

ごうとヤッキの母ヤギ 仔が助け

 

私が町内会長さんに電話したり

ジタバタしている間に

自分で外したらしく、、ハッピーエンド

 

前回は私がワイヤーを切断して逃した

という武勇伝でしたが。。。

木の芽時は色々あります。

 

雨上がりのプルメリア

雨が多く植物が生き生きしています。

雑草も颯爽としています。

 

雨雲は上から来ますが、

コナ名物ワヒネ イリケアは

山肌にたまった霧

うっすら虹が出ています。

この白い霧が

ワヒネ=女性

イリ=肌、表面

ケア=白い

白人女性の磁器のような冷んやりしっとりの肌

に包まれたような湿度感

ハワイアンの男性の心地よさ?

本当はポリネシア系の方が

肌がスベスベで綺麗な人が多いのだけど・・

 

ノースコナからサウスコナを見ています。

朝の陽光を浴びて温められた地面から

立ち上る霧、谷あいに澱んでいた水蒸気

フアラライ山麓の霧の中が

♫ワヒネ イリケア♫の曲に出てくる

霧に包まれたモロカイ島ハラヴァ

の様子に近いのかも

 

♪プアカラウヌ(クラウンフラワー)

で始まる名曲

♫ワヒネ イリケア♫」

白い肌の女性を謳ったものではなく、

デニス・カマカヒさんが孫娘に捧げた

tutu kaneじいじの歌なのでした。

プア カラウヌは可愛い小さな孫娘の形容

ワヒネイリケアはモロカイの東部の

山の懐で霧に包まれた豊かな土地に

守られて生きていくようにというメタファー

 

最近この曲の踊りが自分のものに

なったような。。

4年以上たって、やっとこさ、、

 

同じデニスカマカヒの書いた

♫フアラライ フラ♫

2番の歌詞に

♪ワヒネイリケア オ コナ♪

というのがあります。

これもフアラライの山麓の白い霧のこと

 

というわけでハワイアンソングの歌詞は

深読みしないと誤解することも多いのでした。

 

マーラマ・ポノ🙏 まはろ森羅万象

まはろぬーい