KonaHawaiiのブログ

ハワイ島コナの自然とハワイの文化、徒然なるままに

荒瀬さんのささげ Arase's beans

あろは あういならー(午後の挨拶)

今日はGreenWaste(植物ゴミ捨て)へ

15分ほど待ったけれど何とかダンプできて

すーっきり

去年は突然、GreenWasteに「Close」の立て札

仕方なく知り合いの農園まで行って

捨てさせてもらいました。

いくら道頓堀のづぼらな私でも

ゴミだらけで年を越すのはちょいと

気がひけるので、、

 

ゴミの収集はお金を出せば週一で来てくれますが、

自分たちで捨てに行く人が多く

マットレスなんかもポイっ💦

野豚の頭なんかもポイっ

 

そんなポイ捨てにすっかり慣れた私・・・

荒瀬さんからもらった豆が

虫だらけになっているのを発見

パントリー(食品収納棚)の奥で

忘れられていたお豆さん、虫がついて粉だらけ、

とりあえず家の外に出し、、

ポイっとコンポストにしようと思っていました。

 

先週、泊まっていた日本人夫婦から

「質素倹約を旨とせよ」の美しい姿勢を

再度、学び取り、

嵐に濡れた豆を再生

水につけて浮いた分だけコンポストに

 

これは9年前、荒瀬さんが83歳?

80を過ぎても衰えない筋肉

張りのある肌の持ち主

 

この頃、もらった「ささげ」

2kg以上はあったかな、、

重いのたずさえ、坂を30分ほど登って

持って来てくれたのでした。

「歩いとったらええおっさんに会うかも

わからんけんのう」と

車での送迎を断固拒否。

 

一つ一つサヤから出して干され

急坂を登って来たササゲ

なのに、性格からしてマメでない私は

豆料理を作る気力がなく、ほったらかしに、、

 

荒瀬さんは山口県出身、

語尾に「のぅ」を付けまくり

日本語のわからない人にでも平気で

山口弁で通す根性、

 

ささげ豆は日本から持って来たのか

ずーっと庭で作り続けてはりました。

アンコもこれで手作り

大福寺で、ぼた餅を作った時

小さな濡れ布巾にアンコを伸ばし

そこに餅米を載せて布巾ごとくるむ

やり方を教えてもらいました。

 

「そうだ、今、一気に煮て食べよう」

試しに煮た半分は数時間、水に浸しただけ

いくら煮ても軟らかくならず

赤飯にしました。美味!

 

2回目は途中で何度も水を換えながら、

一昼夜浸しました。

 

家にいる時だけ火を点け、通算5時間くらい煮て

やっと軟らかくなりました。

 

マメに暮らすというのは、

まんざら駄洒落でなく

手間のかかる豆を料理して

きちんと食事をすることを薦めているような、、

 

今朝は、今年の座禅納め、

ささげを下げて行きました。

 

年の瀬や 荒瀬のササゲ捧げたり

 

「黒豆の代わりになりますね」と言われドキッ

実は、日本の友達からたくさん黒豆を

持って来てもらい

黒豆屋ができるくらいあるというのに

おまけにKTAでも売って↑いるらしく

でも、このササゲは荒瀬さんのパワー、

コナの歴史、豆のマナの集大成

元気になりまっせ〜

 

当の荒瀬さんは、ライフケアセンターから

退院されて自宅で年越しができるそうです。

ささげを持って行こうとしても

電話が繋がらず、、

ご健康をお祈りしています🙏🏻

 

昨日、KTAで蓮根を見つけた時

ちょうど知り合いのハワイアンの男性の

クムフラ(フラの先生)がいて

「Nishime を作るから、

このプカプカ(穴あき)ウィール(車輪)=蓮根

を入れるの」と嬉しそうに手に取ってはりました。

 

餅も餅米も卵も売り切れ

今朝、自然食屋で見つけた(12個入り)は

$11.50 tax入れると、$12=1個$1 

さすがに買いませんでした。

日本の卵は安くて色が綺麗でいいですね

 

今年は12月中に色づきました。

昨日の朝のサザンクロス

見つけてください〜

めちゃ拡大したら変な色に

マーラマ・ポノ🙏(正義がありますよう)

まはろなーあくあ(神々様ありがとう)

荒瀬さんおおきに〜

年の瀬にマメであらせられますよう

まはろ〜