KonaHawaiiのブログ

ハワイ島コナの自然とハワイの文化、徒然なるままに

コホラー koholā(ザトウクジラ)

あろは あういならー 

今朝は、カーロアパウのスマイル 口型の

やけに明るい月に起こされました。

 

七草粥、食べましたか?

この季節に芽吹いた苦い野菜、野草を食べておくと

免疫力倍増するそうです。

うちは大根、ニラ、ツユクサ、里芋、しらす雑炊

雑炊は沖縄の言葉でジューシー、雑炊や粥より美味しそう

 

鯨の写真がないのでハシナガイルカでご勘弁を。。。

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コホラーはザトウクジラ、Humpback whale

座頭は琵琶を背中に抱えて歩く盲人の姿に

背中の丸さを例えたのでしょう。

英語のhumpback、は「せむし」

マッコウクジラは、パラオア(palaoa)で全く別の言葉

 

そろそろ、コナでもあちこちで

鯨を見た、という声を聞く季節。。

 

霧吹きのような潮吹き「spouting」初めての人は

見ても、よくわからないかもしれません。

背中が見えず、細かい波しぶきのように上がっていることもあります。

見慣れてくると、すぐ見つけられるようになります。

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これはコハラ沿岸を回遊する2頭のコホラー

ボートから撮っています。

ここ5年ぐらい、エルニーニョなどで

海水の温度が高くなり

冬になっても鯨がハワイまで南下しなくてもよくなったせいか

見る回数が減っています。

 

15年前ぐらいまでは、2月3月、ほとんど毎日見ていましたが、、

12月の終わりから4月半ば頃まで、見ることができました。

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本当に琵琶法師の琵琶が突き出たように曲がった背中です。

このままグイーッと潜ってしまいます。

 

アラスカ沖や北米沿岸の海でニシンなどを食いだめして

ハワイの方へやって来ます。

ハワイには鯨の食べ物が無いので

ほとんど絶食で、恋の歌を歌い

メスを惹きつけブリーチング(breaching=ジャンプ)やスラップで

恋敵をやっつけ、交尾をし、

そのメスは次の年に戻って来て出産、子育てをするそうです。

ブリーチングを10回ぐらい繰り返すのを

何度か見たことがあります。

遠くから見ていても、音が聞こえて壮快。

半端ないしぶきが上がります。

pec slapと言って、胸びれを水面に打ち付けて

威嚇するような動作も面白く、

tail slapは尻尾、10回ほど連続で水面打ちをすることもあり

見ているだけで幸せになります。

 

じーっと海を見ていても見つからないけど、、

知り合いの方は、3日前、奥さんに髪の毛を

切ってもらっている間に

目の前で数回ブリーチングしたのを見たそうです。

それが防犯カメラに一部始終、写っていて

送ってくださったのも、いといみじ。。。・

早く見たいけど、昼寝なんかしてたらダメですね。。。

 

大ボラを吹いてコホラを見たと言い

 

アメリカのキャピタル(議会)が大変なことになりましたが、

日本の国会議事堂は英語で何というでしょう?

 

マーラマ・ポノ🙏   まはろ八百万の神様

寒さお見舞い申し上げます。

早く寝ましょ。おやすみなさい

おおきに〜