KonaHawaiiのブログ

ハワイ島コナの自然とハワイの文化、徒然なるままに

ラウアエ lauʻae(シダの一種)

あろはかかひあか かーこう

昨日は仕事がキャンセルになったのと

友達の誕生日だったのとで

午後からビーチに行きました。

スイマーたちは、ひたすら泳ぎまくり、ビーチで

時間を過ごすことが、まず無いのですが、、

昨日は散歩とゴミ拾い、、色々しました。

 

泳いだ後のマンゴーはめちゃオノ!

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手よりも大きいくらいのを、もらいました。

多分、今年最後かな、、、

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ラウアエで作った、桜餅香りのレイをバースデープレゼントに

ハウオリ ラー ハーナウ!!

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ティリーフを芯にラウアエを挟んでいきます。

足指大活躍、私は手先は不器用ですが、

足先が器用なので、、、(汚い足やな)

足指で髪をとかしたりもできます(自慢になれへんし)

 

ラウアエだけでもレイができますが、苦労する割には地味。。

でも、分かる人にはラウアエだけのをあげると喜ばれます。

うちの庭にも植わっているので、手軽。。雨が降ると

香りが水蒸気に溶け込んで、家の中まで入って来ます。

桜餅の葉っぱを思い出し、幸せになれます。

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ハワイ古来のだと思っていたら、1922年頃入って来たものだそうです。

lauは「葉」「たくさん」'ae は「シダ」

英語では、Blue Star Fern

 

♬Lau'ae ka mana'o Nou no e ♬という

フラの曲をご存知ですか。

アウアナ(モダンフラ)にもなっていますが

カヒコの踊りはフラ・マイ、王族の子孫繁栄を

祈るフラで、かなり露骨です。

クム(先生)によって振り付けがかなり違いますが

私が習ったのは、真面目な顔を保つのが難しくなる

振りで、誤魔化し笑いをしてしまい「アイコ!」と

違う名前で怒られたのを覚えています。

♪ノウノウエ♪を鼻にかけた声で繰り返すだけでも

ちょっとしたトランス状態になります。

 

ラウ’アエは日本だと「数の子」

中国だと「蓮の実」。。子孫、子宝の象徴

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葉っぱの裏は、胞子嚢がびっしり

地下茎もどんどん伸びて、胞子と二刀流で増えていきます。

やはり秋が胞子をたくさんつける時期。

レイやレイポオ(ハチマキ?)に編むのは

胞子の無いものだけなので、採る時には選びに選んで。。

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友達の作品です。日本に帰る時に置いていってくれました。

胞子嚢の凹凸を面白く表現しています。
実際に型押ししたものにメリハリをつけたようです。

自然のデザインは天才、それを皿にする人は更に天才。

オムレツや卵焼きを盛り付けると映えます。

 

今、雨が降って来て、ラウ’アエが香って来ました。

ホテルやコンドの庭にも人気の植物なので

ご存知の方も多いと思います。

ひんやり雨でマウナケア山頂は雪でしょうか。。

 

日本の少子化対策担当大臣が来島されたあかつきには

ぜひ、差し上げたいのがラウアエのです。

 

白和えにあしらうラウアエ裏きれい

 

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昨日行ったこのビーチ

名前がわかる貴方はハワイ島、エキスパート

どの辺にあるかは、わかる人いますよね?

 

昨日のこの海も、今朝のカハルウも

どんぶらこっこと波に揉まれ

洗濯機の中の一寸法師になった感じ

写真は一枚も撮れず、でした。

今日からカリフォルニアの水泳仲間夫妻が加わり

コナも賑やかになって来ました。

 

マーラマ・ポノ🙏  まはろ なーあくあ

日本の方は換気に気をつけて、猿之助さんの「歓喜の舞」を

踊ってお過ごしください。

そういえば新橋演舞場で「オグリ」を観て感動したのは

ちょうど一年前でした。

あろは〜 あふいほう〜 おおきに〜