KonaHawaiiのブログ

ハワイ島コナの自然とハワイの文化、徒然なるままに

パラパライ palapalai (シダの名)

あろは かかひあか かーこう

 今朝はカーディナルの歌で目覚めました。

ピ〜〜ヨ!チョイチョイチョイ・・・・

まだ、修行中のビギナーの声

 

庭に出るとでっかい鳥が飛び立ち、、

フランコリンというウズラみたいなやつ?

夫婦で巣作りの下見に来ていたので、

と思ったら、、

尻尾の長い派手な、キジ夫婦でした。

15mぐらい飛んでいました。 

 

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シダは地上の生物の中の先輩格

溶岩が流れて他の生物を焼き尽くしても

岩の微妙な割れ目から

最初に顔を出すのがシダ類

 

パラパライは炎天下の溶岩からは

生えてきません。

水や日陰、ある程度の高地でないと

育たないので

ウチでは植木鉢に植えて

季節ごとに、半日以上日陰になる所を

移動しています。

 

フラの神様、ラカの化身

神聖な植物でフラのレイやクペエ

特に、ヒイアカに捧げるフラによく使われます。

 

パライと呼ぶ人もいます。

パライ=謙虚、羞恥、などの意味があり、

ほぼ日陰の、隠れたような植生、

か弱そうでいて柔軟な、

でも、根はしっかりグラウンディングしている、

決して出しゃばらない、といった特徴が

フラダンサーを象徴する植物の一つとして

重宝されているのかも、、

他のシダと違って、胞子嚢が葉の裏に

びっしりついたりしないところも可愛いし、、

レイにしないと香りが漂わないところも、いといみじ

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歌手でクムフラの彼が作ったレイです。

右はレイポオ、頭につけるレイ

左はラカの祭壇へのマカナ(奉納)

 

フラダンサーは、踊るだけでなく、

いつどこでどんな植物が手に入るか

レイの材料になる今が旬の植物は何か?

どこでどれくらいの量を採取すればいいか?

そういう知識も必要。

自然からいただくものは

何でも必要最低限だけ、が鉄則。

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この彼のレイポオは、

ラウアエという大きな葉のシダを

ティ(ライ)に編み込んだもの

首のレイはティ

持っているのがパラパライ

 

フラを観る時には、レイの素材まで見極め

曲とレイ(の植物)の関連まで追求すると

面白さが倍増します。

 

こんな長さのパライのレイを
スピーディーに編む人はカネ(男性)が多いですね。

指や手の筋肉(足指を使う人は足の筋力)

がモノを言うのでした。

 

パライ採りあとのビールでよっぱらい

 

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昨日のイルカさんたち

みんな太陽の方を向いている、と

思いましたが、、考えてみると

月の入りに向かって整列しているのかもしれません。

昨日の月の入りは9時38分、

ちょうどこの写真を撮った時間です。敬礼っ!

人間の肉眼では見えなくなった月の入りでしたが

イルカや魚には見えるのかもしれません。

 

今日はグッドフライデーで祝日

学校が始まった、と思ったら連休続き

キリストが十字架に架けられた受難の日、

英語のパッションの2つの意味をご存知ですか?

パッションフルーツの項で書いた

復習問題です。

 

月の入りは10時32分、昨日より1時間も遅くなります。

オレクーカヒ、ほとんど半月、下弦の月

マーラマ・ポノ🙏  まはろ なー あくあ

まはろぴは