KonaHawaiiのブログ

ハワイ島コナの自然とハワイの文化、徒然なるままに

ボーブラ pumpkin(カボチャ)

あろは あわけあ かーこう(昼ひなかのこんにちは)

 

アメリカ全土の空港が混雑する時期に

突入しました。

「Nothing stops me」と胸張ってる人もいます。

 

オレの月の4日間が終わり、膨らむフナの月のはずですが、雨

マウナケアに、また雪が降っているらしき涼しさ。。

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ボーブラの花とケイキ・カボチャ 

葉っぱの模様、良く見るといといみじ

花はやたら咲きますが、結実率はイマイチ。

手で受粉してやる人もいるそうです。

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実の模様は宇宙。。。

ハワイでできるカボチャは水っぽくて

甘みが少ないのが多いのですが

どこでも簡単に実るし、いつも誰かがくれるし、、、

ロコの日系人は干しエビをしつこく入れて

砂糖もshoyuもこれでもかというくらい入れて、

煮崩れても平気、、

私はブッディストならぬ「foodist」なので

人様が捨てたカボチャでも、面取りをして

煮崩れないよう細心の注意で、気合いを入れて煮ます。

 

今回のゴミカボチャは大当たりで、ホクホク。。

オーブンでケーキを焼く時、ついでに蒸し焼きした物に

マヨネーズと玉ねぎを入れカボサラにも、、、

 

ゴミ箱から取って来たことを内緒にして、

半分あげた16歳ギャルも

丁寧にパンプキンブレッドを焼いて来てくれました。

感謝!

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 美味しくいただきました。自作のホヌ皿

カボチャの語源はカンボジア

江戸時代に南からの船がカンボジアあたりで積んできた

この実を長崎の出島に下ろして広まったのかもしれません。

カンボジアと10回言うとわかります。。

 

ポルトガルからの宣教師を乗せた船なら、

ポルトガル語のアボーブラ「abobora」と

呼んだのだと思われます。

 

長崎、福岡あたりの方言では「ア」抜きで、

ボーブラと呼ばれていました。

今の若い方は使わなくなっているようですが、

100年ほど前に福岡、熊本からコナに来た移民たちは

「ボーブラ」と普通に使っていました。

 

カボチャは中身が詰まっていず、タネだらけなので

空っぽの頭=バカ のことを「ボーブラ頭」と呼びます。

「I am so bobura head」=わて、アホやねん

と自嘲気味に使われるのをよく聞きました。

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この種は「Kabocha pumpkin」と

ストアでも名札が付いています。

カリフォルニアの日系人農家が広めた言葉かと思いますが、、

 

下はカラカラ・オレンジ。 おへそ?オコレ?

が大きく育っています。

コナの柑橘類は甘くて美味しいものが多く、自慢できます。

 

英語話者で、kabocha とkombucha(コンブチャ )

の区別がつかない人が結構いてはります。

「kombucha」 は紅茶キノコの飲み物

私は酔っ払ってしまう発酵ドリンク

日本の昆布茶とは全くの別物で

「功夫=コンブ」のお茶、カンフー茶

韓国語読みですか? 

功夫は元気な男(サムライ?)と言う意味ですね。

 

日系のアンティに、日本のお土産の

昆布茶を持って行こうとして

「昆布茶、要りますか?」と聞いたら

「コマイのんなら持って来て」とのこと。

小袋入りのを持って行ったら、

「小さいカボチャだと思った」と言われました。

 

日系人の多くは子沢山の貧乏だった時代に

カボチャを食べまくった経験あり、、

「もうボーブラはいらん」と言う人がいます。

 

日本では冬至に食べる風邪の予防にいい食べ物

こちらでも収穫後1ヶ月ぐらいはもちます。

 

ボーフラは蚊(カ)になる ボーブラ、力(ちから)になる

 

さて、明日、主役となる鳥といえば何でしょう?

 

マーラマ・ポノ🙏  マハロ八百万の神々

オレンジ色の物を食べて体に元気をあげてください。

まはろ ぴは おおきに〜