KonaHawaiiのブログ

ハワイ島コナの自然とハワイの文化、徒然なるままに

オピヒ opihi (カサガイ)

あろは あわけあ かーこう!皆様、こんにちは

 

今日のカハルウも満潮、四つん這いエントリー。

カリフォルニアからのマダム・バタフライも加わり

殆どオールスターキャストで12人。

誰も選挙の話をしないのが、おもろいやん、

でした。

皆んな速さもコースもバラバラなので、、

スイマーはひたすらマイペース。

上空にはオレパウの半月の月(息継ぎで上を

向きすぎや)

帰りがけ私は一人でウツボ探し。。

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大好きな「花びらウツボ」喉の撮影に成功! 

嬉しい〜 おおきに〜

口の中を写そうとすると目が写らず、

目を綺麗に撮ろうとすると

口の正面が撮れず。。

ウツボ撮りのジレンマ。。。

 

泳いでいると、青、青、青、の世界

そこで、このウツボが口をあんぐり

(多分120度ぐらいに広げられるかも)

開けていると、その白さは激鮮やか

底にプラスチック片が落ちているから

ゴミ拾い、と思ったら

このホワイト・マウス・モーレイの口、、、

「花びら」とはよく名付けたものです。

まさに海中に落ちている一枚の真白き花びら

 

ウツボとオピヒ、、どう繋がるのでしょう?

♪ʻŌpae Ē♪というイズが歌った名曲

子供の歌で繰り返しが4回、

ウツボに捕まった妹を助けようと

エビや貝たちが登場するけど皆、退散。

最後のオピヒだけは

「ウツボの目にひっついて見えなくしてやる」

と、果敢に立ち向かった。。とさ

ハワイ語学習&ウクレレ入門ソング、

コードも2つだけです!

 

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カイルアピアの石垣の下、右下は人工の砂嚢、

左は本物の岩。

オピヒは、こういう波打ち際の岩に

こびりついています。

ドン深になる荒波が寄せる岩場が住処。

ハワイのロコはこれを食べるのが好きで、

命がけで採りに行きます。

 

日本の海岸でもよく見かけますが、

日本の物は、美味しくないのか、

他にいいものがありすぎるのか、、

日本では食べたことがありませんでした。

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スプーンやナイフでこそぎ取ります。

こんな干上がっているのは簡単に取れますが、

ここはアリイドライブの波除けの石垣の下、

飛び降りることはできても、

よじ登れない場所でした。

 

波の荒い日に、

取ったオピヒが入れ物ごと流され

それをストップしようとしたら、

自分が波に飲まれ、、、

溺れて一晩、救助を待っていたとか、、

そのまま海の藻屑となったとか、、

 

知り合いは波を被って岩に叩きつけられ

おでこから血が噴き出たそうです。

ちょうど取ったばかりのでっかい

オピヒを傷口にくっつけたら

止血と湿布とバンドエード代わりになり

また、オピヒ取りを続けたとか、、

(嘘だと思ったら生きたアワビを

おでこに引っ付けてみて下さいな)

色々な逸話があります。

 

コナではアワビの養殖が

日本人の手によって立ち上げられて、

KTAスーパーにも

アワビが出ていたことがあります。

オアフでは売れても、

ハワイ島では売れ行きが今ひとつ。。

オピヒがそこら中に湧き出るように、

くっついているからです。

それも「タダ」! 

味は極小アワビと殆ど同じ。。。

時と場所が良けれは

ザックザックと採れます。

「潮時」が大切

コナの海では、命を落とす人が

比較的少ないようです。🙏🏻

♪オピヒ・マン♪という

ユーモラスな歌もあります。

 

帯広のアワビに負けないオピヒかな

 (帯広って内陸部?アワビないやん)

 

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食後、殻を磨くとこんな作品もできます。

さて、右は何の模様でしょうか?

 

マーラマ・ポノ🙏  まはろ なー あくあ

おぴひ〜〜〜〜と息を吐き切って、お過ごしください。

今から新しい寿司屋に行ってきます。

ありがとうさんでした。