あろは あひあひ〜
ケパケマパが終わりオカコパになりました。
今朝5時40分、ホクからマヘアラニになる満月。
夕陽とほぼ同じ場所に沈みます。
6時3分、暁の光を受けた赤月、いつも雲に隠れ、
水平線に沈むところは見たことがありません。
秋はコナ・コーヒー収穫の季節です。
チェリーと呼ばれる赤い実をピックします。
コーヒーの花は一つの枝でも開花時期がずれ、
2月ごろから6月ごろまで、数回に分けて咲きます。
枝の上に白く咲くので、コナの雪と呼ばれます。
花の時期が何度もあるので、熟す時期も異なり、
収穫も数回に分けて行われます。
チェリーの茶色のは収穫時期を逸したもの(乾燥しすぎ)
緑色のはまだまだ、黄色のもまだ、
綺麗な赤いのだけをピックするので
人間の目と手が活躍、機械ではできません。
コナ・コーヒーは手摘み、
ハワイはコーヒー産地の中では一番物価の高い場所なので、
値段が高いのは人件費のせいですね。
コナ・コーヒーは木の種類の名前でなく産地によるもの。
昔、ホノルルから来た友達がコナコーヒーの苗木を
カイムキという場所で育て、数年後に収穫。
赤いチェリーを一晩、水につけ発酵させ
皮を剥く→干す→殻を取る→煎る→豆を挽く
で、やっとコーヒーが飲めます。
殻取りが一番大変で、
2人でおしゃべりしながら小一時間
この豆は今やカイムキ・コーヒー(の皮むきコーヒー)
コナで収穫されたものだけがコナ・コーヒーです。
これは、一番原始的な焙煎方法。パニオロ式
フライパンでは焙煎が均一になりません。修行不足、、
仕上げにバターを少し入れるとコクのある味に、、
不思議と油っこくなりません。
ハワイでコーヒーが栽培されたのは
カメハメハ2世と王妃がイギリスで客死したことが発端。
船がご遺体を乗せてハワイに戻る際、
パナマ運河がなかったので、ブラジル経由でした。
ブラジルの港で、コーヒーの苗木を、もらったそうです。
1825年、5月にホノルルに戻って来ました。
その年の冬コナにコーヒーの木が到着。
キリスト教の宣教師が、観葉植物として
サウスコナに持って来たそうです。
緑の葉に赤い実はクリスマスの飾りにぴったりでした。
次の年に裏庭いっぱいにコーヒーが芽吹き
よく育ったので、コナの風土に
コーヒーが合うことがわかったのです。
この続きはまたの機会に、、
コペとモチ、ペコペコお腹に染み渡り
「Kona Aquatics」というチームがあります。
さて何のチームでしょう?
マーラマ・ポノ🙏 まはろ〜マヒナ
美味しいコーヒーやお茶を飲んで
お腹も心も温めてくださいね。
Stay Safe! ありがとうございます。