KonaHawaiiのブログ

ハワイ島コナの自然とハワイの文化、徒然なるままに

カプ kapu (タブー)

あろは あひあひ〜

朝日が昇るのが6時過ぎになり

日没も午後6時40分ごろ

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昨日のオレ クー ルアの月、思い切り夕陽を受けています。

 

タブーはもともとフィジーやトンガの言葉のようです。

最初に記述をしたのが、キャプテン・クック

太平洋の島々にはそれぞれのタブーがありました。

特に食べ物には、細かい決まりがあり、、

クック船長に、食べ物を説明する時「タプー」か

食べてもよいか、を伝えたのでしょう。

 

マオリ語、トンガ語:tapu

フィジー語:tabu

ハワイ語:kapu      

と変化したようです。

 

トンガ語でコナはトンガになり

ハワイ語でトンガがコナになる話は前に書きましたが、

タブーはカプになったのです。

語源は「特に注意」みたいな意味でしたが

「禁忌」に変化していきました。

身分制が敷かれ、身分差をカプで縛り

男女や身分により食べていい物とよくない物

(食べると死刑になることもあった)

が分けられたり、男女席を同じうせず規則など

カプは制度になりました。

 カメハメハ2世の代にキリスト教が入って、

Kapu制度はなくなっていきます。

 

セグロチョウチョウウオ、ハワイ語でキカーカプ 

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トゲチョウチョウウオ、ハワイ語でキカー カプ

他に6、7種類のチョウチョウウオが

キカー カプ で、ひとからげ

 

「強い神聖さ」という意味、このチョウチョウウオの

数種類は特別な生き物で、宗教的に大切な魚だったようです。

これから、心して接することにします。

 

プカプカと浮いて探すはカプ魚

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うちの住宅地の鎮守様というかお墓、Kapuと書いてはありませんが

誰もそこには近寄りません。

 20年ほど前まで「Kapu」の立て札を "No trespassing"の

代わりに立てている場所が結構あったのですが、

最近あまり見かけなくなりました。

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カハルウのHapaiAli'i というヘイアウの上で

コミュニティーカレッジの卒業セレモニーは

日没に終わるよう行われます。

私は去年、4年越しで受けたハワイイアン・ライフスタイル学の

修了式に出られて本当にラッキーでした。

今年は皆が集まることはタブーでしたから、、

普段、Kapu である石垣の上に登らせてもらうという

いい経験ができました。

 

ところで、ハワイ語の文字はいくつあるでしょう?

 

まだ、暑いですよね、クーラーで体が冷えないよう

お大切に、マーラマ・ポノ🙏 

マハロ ナー アクア おやすみなさい。。

 読んでくださってありがとうございます!