KonaHawaiiのブログ

ハワイ島コナの自然とハワイの文化、徒然なるままに

リオ lio (馬)

あろは〜かかひあか〜 おはようございます〜

夜中はまた、雨でしたが、曙の兆し時にやみました。

そして、明空に沈みゆくマヘアラニを見せてくれました。

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太陽と、ほぼほぼご対面!  日の出は、ずっと5:45
月の入りは6:39 、食卓から、月が薄れていくのを

見ながら朝ごはん。

村松小農園の美味しいコーヒーと自画自賛のチョコレート餅、

湿気の多い空気がコナコーヒーの香りを封じ込めてくれます。

 

今日は裏庭のつる草切り、リリコイもツルムラサキも

雑草扱いでどんどんコンポスト行きにします。

今日は何をして遊ぼうかな?オモロイことないかな。。。

と思った瞬間、蹄の音が響きました。牛よりデカイ重い音です。

草を食む噛み合わせ、の音も近づいてきます。

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リオさんでした。でーっかい!! 競馬中継で見るのの

倍くらいの大きさ、たてがみもショートカットですね。

次から次に姿を見せ5頭集合。牛はしょっちゅう来るのですが

馬は珍客! 隣の奥さんもカメラを持って来ました。

私が「馬ってこんな柵なんてひょいと乗り越えられるよね」

と言うと「助走スペースがないから飛べないわよ」と一笑

なるほど!アメリカ人はさすが牛や馬のことをよく知っています。

 

コナは何を隠そう、アメリカで最初の牧場が作られた場所です。

 あのバンクーバー船長がカメハメハ1世に牛を贈呈したことが

初めの第一歩、時は、1793年。

ケアラケクアに牛を運んできて

サウスコナやプウヴァアヴァアに牧場をたくさん作らせたそうです。

本当はバンクーバーさん自身、数年に亘る船旅の

燃料補給所として寄港するコナで「牛肉が食べたいっ!」

と言う下心があったのでしょう。

 

有名なパーカーランチは1847年創業。

アメリカ本土でのカウボーイの最初の記録は

1849年で、コナに遅れをとること半世紀以上。

メキシコから、ヴァケロスというカウボーイとともに

馬も運ばれ来ました。

メキシコのカウボーイはスパニオーロ(スペイン人)なので

ハワイ訛りだと、Sの音がないので「パニオロ」となりました。

それで、ハワイではカウボーイのことをパニオロ

と呼んでいるの、ご存知でしたね、すみません。

 

気候のいいハワイですから、牛も馬も増殖し

コナの牧場は発展しました。 カイルア・ピアは

牛や畜産物の積出港として80年ほど栄えていたのです。

 

自動車が発明されるまで、馬が乗り物だった時代、

ハワイでは女性も馬に乗っていました。

エマ女王は乗馬の名人だったそうで、マウナケアを

馬で登っています。

ワヒネ ホロ リオ(乗馬夫人)といえばエマ女王、

彼女を歌った♬ワヒネホロリオ♪は

フラのスタンダードになっています。

古典でもアウアナでも、歌われ、踊られています。

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今朝は白鷺が乗馬。この子は、たてがみも長いですね。

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去年の写真です。

大福寺に駐めてある無人のトレーラーの積荷。

飼い主は隣のテシマ食堂で朝ごはんを食べているらしく、

その間、置き去りにされているリオさん。

 

裏庭に馬が3頭トリオさん

 

と言うわけで海に行かなくても、いとたのし!のコナです。

 

皆さんもギャロップ!心だけでも弾みましょう!

マーラマ・ポノ🙏   まはろ〜 おおきに〜