KonaHawaiiのブログ

ハワイ島コナの自然とハワイの文化、徒然なるままに

アフエナ・ヘイアウ(火の祭壇の聖地)

アロハ・カカヒアカ!(おはようございます!)

 

今日の月はオレ・パウ、 オレの最後の日、下弦の月。

オレでなくてもうちにオレですよね。

釣り果の良くない時らしいですが、、

今朝いつもと違う所を泳いでいると、

”フィッシャーマンがブラックチップを

釣ってリリースしてたよ”

と教えてくれた人がいました。

ツマグロという小型のサメです。

相棒さんは”彼(サメ)は一目散で深い所に逃げている

から逆に安全”

と、全く動じません。私は写真は撮りたし度胸はなし、、

 

釣った人は釣り果、良しとは思わなかったでしょうね。

多分、カスミアジあたりを狙っていたのでしょう

一人で持ち歩けないものはリリースするしかありません。

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アフエナという名のヘイアウ(聖地)がある

カマカホヌの裏手に当たる海岸、

故ポール・アレンさんの別荘の裏です。

 

この辺だけが海底の様子が

カイルア湾の溶岩やサンゴと全く違います。

昔のヘイアウの礎石の跡では、と思わせる岩場

 

アフエナ・ヘイアウは遠い昔に、

ウミという王の祭壇として建てられ、

それをカメハメハ1世が1812年ごろ再建したそうです。

さらに1975年、今の場所、カマカホヌ

(カメハメハホテルのビーチ)に

2/3の大きさで再建されたそうです。

アフは祭壇、エナは赤く輝くという意味で

人身御供の火を現したのかもしれません。

 

ウミ王はワイピオの出身なのですが

コナが気に入っていたようです。

お墓はコナのフアラライ山の裏にあります。

 

その場所は、、ハワイ島のまん真ん中の地点と

このアフエナ・ヘイアウの丁度、中間地点にあるのです。

このヘイアウはハワイ島の南の端の線(緯度線)と

北の端の緯度線のぴったり真ん中の線上に造られたのです。

 

16世紀初頭、どうやってその ”まん真ん中地点”

を見出したのでしょう。

GPSのある今も、間違うことがありますよね。

ウミはフアラライの女神の力も知っていたのかと思い、

カホウポカーネのことを調べていたら遠雷がなり出しました。

カホウポカーネがカパをを叩いている音が雷だそうです。

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ハワイイアン・モンクシールが、

たまたま寝ていました。(2020年1月19日)

後ろのがヘイアウです。

ロノ神が祀られているので白いカパ(のようなもので)

が飾られています。 

メインテナンスが数年に一度されていますが、大変な作業です。

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ルアウショーの覗き見です。

たまたま食事をしていたホテルのレストランで、

カメハメハ大王が舟に乗ってやってくるという趣向です。

 

女神カホウポカーネ、最初のハワイ島統一を成し遂げたウミ王

そして、カメハメハ1世が終焉の場所として選んだアフエナ

ここカイルアは パワフルな所だとつくづく思います。

カメハメハ1世もコハラ出身なのに

ここが気に入っていたのです。

 

昨日、カイルア・コナで

クラスター感染が出てしまいました。

2店舗のマクドナルドで従業員とその家族、

12人が陽性とのこと、、

利用者には影響が無いはず、らしいです。

 

アフエナに祈るコロナ禍ああ、増えないで!

 

マーラマ・ポノ !🙏  マハロ ナーアクア!