アロハ・カカヒアカ!(おはようございます!)
今朝は4時40分ごろパパイヤの葉陰から
やっと月が出て来ました。
二十七夜月、ハワイ語の月の名はロノ、
早く出るようになったお日様を従えて出て来ました。
太陽が月よりも大きいのは、教えられたから知っていますが、
白紙に戻して見たら太陽も月も同じような大きさです。
古代の人は同等に捉えていたかもしれません。
7時過ぎまで薄ら明るくて夕食後に
ゆっくり夕陽が見られるようになりました。
3月から定点観測しているので随分、
北に動いて来たのがわかります。
夕方は雨が多いのですが沈む前の少しの間だけ
コナの人たちに顔を見せてくれるお天道様
今朝5時半の月、ロノ、
回教国のどこかの国旗みたいです。
ロノは頭が暗雲に隠れている神様、
ティキの像で被り物を頭に載せているのがロノです。
なるほど顔が見えません。
雨を降らせ農作物を実らせてくれる神、
白いカパ、白がシンボルの平和の神。
キャプテン・クックが帆船で、
コナのケアラケクア湾にやってきた時
1778年11月、ハワイイの暦ではロノの季節(マカヒキ)
に入った頃でした。収穫の後のお休み、
運動会や遠足の時期
白い布を満帆に張って、
聖なるケアラケクア湾に現れたのです。
”クックはロノの神様だ”と思う舞台装置が整いすぎでした。
おまけに白い肌に金髪、帽子に白いシャツ、
初めて見る白人、
ロノの生まれ変わりだと信じて皆で大歓迎
マカヒキと重なってお祭り騒ぎ!
ロノの時期はもともとハッピーなので
最高のタイミングで登場したわけです。
翌年一旦ケアラケクアを出て行ったのに
マストが折れて、出戻って来た時には
もうロノでないことがわかり
最後には殺されてしまうのでした。
晴れた日のケアラケクア湾
カイルア湾カマカホヌのアフエナ・ヘイアウ(神殿)は
戦いの神を祀っていたのですが、
晩年のカメハメハ大王はロノを崇め
白いカパの塔を造り、
コナの農作物の豊作を祈ったそうです。
干ばつの時には特にロノに雨をお願いして、
コナの平和を保ったそうです。
私たちも、ゆっくりガーデニングをして野菜を
(せめてネギとニラ!)を育てたり、、
企業戦士をやめ、あくせくするのもやめ、
今はロノの時期だと思う(思える人ラッキーな人は)
のもいいかもしれません。
ジタバタするのをやめると、鳥の鳴き声が
よく聞こえて来ます。
ロノは音を世にもたらした神とされています。
聞くというハワイ語は”ホオロノ”=ロノをする
(Lono=神、lono=聞く、と表記が違いますが)
先週の二密イルカ、密閉はあり得ません。
ビービーという饒舌が聞こえました。
のろのろと里芋植え替えロノを待つ
多分雨が来そうです。音が響いて湿気が多いのがわかります。
ラジオのニュースで日本は経済的に低迷していて
ハワイへの影響も大きい、と言っていました。
自粛とは自縮ではなく自祝なり!
マーラマ・ポノ🙏 マハロ・ロノ! マハロ ・カーネ!
マハロ ・カナロア! 八百万の神様ありがとう!