KonaHawaiiのブログ

ハワイ島コナの自然とハワイの文化、徒然なるままに

ツナミ Tsunami

あろは けあの あひあひ かーこう

今回のストームではカウアイの北でも

酷い土砂崩れが起こったり、

水の怖さを再確認。。

 

夕陽が見え隠れの雨、笑い泣きの空模様

朝は、いい天気で、余り暑過ぎず

最高の散歩日和

一年ぶりに靴を履き、

ホノコハウ・ハーバーから

4時間半も歩きました。

延べ2時間ぐらいは写真を撮ってましたが。。

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底まで見える海に、飛び込みたい衝動に何度もかられ、、

今朝は穏やかな干潮

ブロウ・ホール(潮吹き岩)はおとなし過ぎ、、

 

海は毎日違うし、干満の差でも全然違う顔

3秒でもこれだけ変わります。

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同じ所を撮ってみました。

 

2011年3月11日、日本の地震による津波がハワイ島まで到達、

午前3時ごろに津波警報が鳴り響き

ハワイ島のツナミ避難地域に住む人たちは全員強制避難

させられたそうです。

カイルア湾に津波が来たのは午後1時45分ごろ

防波堤の石垣をぶち壊して

アリイドライブ沿いの店の中まで泥水浸しに

魚はそこら中に打ち上げられ、、

 

カメハメハホテルも床上浸水、

床、カーペット、下水、全部、取り替え

砂が入った庭は植物が全滅

復帰までに何ヶ月もかかっていました。

 

フリヘエパレスは、

夜中に、持ち運び可能な文化財は

持ち出すことができたそうですが

地下室が水浸しになり、古い日誌や写真など修復不可能に

植物も砂を被り、フィッシュポンドは砂だらけ、、

 

1800年代にプリンセスRuthはこの宮殿が気に入らず

ヤシの葉葺きの小屋を隣に作らせ、そこで寝泊まりしたそうです。

地下室付きの二階建ては災害に弱いことを予感していたのか、、、

ヤシの葉葺きなら地震や津波にやられても

また建て直したらいいやん、ですむことを知っていたのか、、

 

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カハルウは10年間修復もせず、、今だにこの状態

ただし、これは津波だけでなく冬の高波のせいでもあるので、

また崩れるのがわかっているからか、

この辺は聖地なので工事ができないからか、、

ここのフィッシュポンドは消えてしまいました。
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2020年のカハルウ、この小屋も2011年以来再起不能

カイルア湾も、カハルウ湾もケアウホウ湾も

海中に砂が積もりサンゴもやられました。

 

ワイコロアのアナエホオマルベイでは

フィッシュポンドに砂が入り、

ビーチも一部、数年間閉鎖の羽目に、、

 

ホテルで一番被害が大きかったのは

「コナビレッジ」

キムタクさんを始め、セレブ御用達でした。

「わざわざ田舎っぽいヤシの葉葺き」のハレ(家)が20軒ほど

水に浮いて40m近く移動したそうです。

今だに閉鎖したまま、2023年には再開するそうですが、、

 

というわけであの津波、ハワイではコナが一番酷かったのでした。

でも、日本のニュースが余りにも悲惨で、、🙏🏻

 

津波は「津」で起こる現象

「つ」のひらがなも示唆するような字形。

コナはかつて、カヌーを乗り上げられる「津」だらけ

 

英語では「tidal wave」と訳していましたが、

今や「tsunami」が英語の辞書に載っています。

津波の語り部の方達のストーリー

日本からの発信が世界の人を勇気付けてくれます。

 

津々浦々津波の怖さ伝えつつ

 

一般の住宅では、サウスコナで数軒が流されたそうです。

さて、それはどこでしょう?

 

マーラマ・ポノ🙏  まはろ八百万の神様

まんずまんず今日も生きててよがったね

おかげさま🙏🏻

ありがとさんでした。