KonaHawaiiのブログ

ハワイ島コナの自然とハワイの文化、徒然なるままに

ポイとポケ

アロハ・カカヒアカ!(おはようございます)

ペヘア コウ ピコ? おへそはお元気ですか?

今日の月の名はオレ・クールア オレの二番目

月の出が夜中過ぎになり半月に近づいて来ました。

 

海に行ったら、水の色が一部、緑色になっていました。

今までにも何度も見ました。水が温んだ5月、まとまった雨の翌日

マウカから雨と共に流れて来た何かが海を緑にするようです。

山のコーヒー園に撒かれた肥料が地下に浸透し

海に流れて出し水を富栄養化させて藻を発生させるのでは?

と私は憶測しますが、、

1年のうちほんの数日だけ起こる現象です。

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アクレ(アジ)の群れは全く見かけなくなり、アヴァという大きな魚が

砂地で群れています。沖縄でサバヒーというやつです。まだ若く痩せています。

ʻawaには”苦い、酸っぱい、まずい”という意味がありますが

’  があるのでawaとは別物かもしれませんが、こちらではカマボコぐらいにしか

しないようです。 そーっと近づかないと、ささっと逃げてしまうし

水と色が同化しているのでデカイわりには難しい被写体です。

これまでで一番マシな写真です。よく考えたら、こんなに陽が高くなってから

泳いだことが殆どありませんでした。太陽光のおかげで撮れたのです。

 

ヒマに任せて9時ごろから泳ぎ始め、のんびりと、水中で会った知り合いと

おしゃべりなんかしてるし、この二ヶ月で日焼けがすごいことになっています。

ま、いいかっ、鏡さえ見なければ幸せに生きられます。

手足のシミも見ないことにしましょ

そうだ!もっとポイを食べましょう!

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タロ芋を蒸して完全に火を通して皮を剥いたものを

ポイパウンダーで台に叩きつけて、つぶしているところです。

水を加えながらなめらかにします。

この写真はカルチャーフェスティバルのデモンストレーション

なので昔のやり方を見せてくれているだけです。

今は工場で作られた物を買うのですが、高い!

こんな風にタロ芋を育てるとこらから潰すまで、

全て筋肉を使ってポイを作って食べていたら

太らないし健康になるでしょうね。

 

この潰したタロを発酵させたものが

ハワイイアンの本来の主食です。

発酵すると糖分が乳酸菌に変わります。

総合栄養食品と言ってもいいでしょう。

低脂肪でビタミンAに富んでいて肌を若返らせます。

日にちを置いて発酵が進んで酸っぱくなると

 ポイ・アヴァアヴァと呼ばれます。

 

ポイでアレルギーの出る人はいないそうです。

おっぱいも飲めない未熟児には液体状のポイで

栄養を摂らせることができるそうです。

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左がハナレイのポイです。上のタロより紫色が濃いですね。

日本的な盛り付けになってしまいました。

こっちの人は盛りに盛って盛り付けます。

 

ポイとポケはハワイイアンのソウルフード!

ポケも伝統的なハワイイの刺身(ずけ)です。

刺身のままだと、この暑さでは日持ちがしないので

塩や海藻、イナモナと言うククイナッツの実を潰した物

などを加え、腐りにくくしたのでしょう。

さらに移民たちが、中国の生姜やごま油、韓国のニンニクや唐辛子

日本の醤油などを加え、いろいろ工夫され進化して来ました。

海藻はオゴを入れるのがスタンダードです。

オゴは何語かなと思ったら日本語でした、オゴノリ

私はリリコイ(パッションフルーツ)を隠し味に

入れたりパパイアやアボカドを加えたりもします。

濃い目に味をつけてポイを絡めて食べます。

最近はポケ・ボウルというポケ丼が人気です。

味噌を絡めてタタキ風に焼いたアヒでポケを作り

丼にすると最高です!

ポケの意味は”ブツ切り” タコでも豆腐でも何でもありです。

ポキと発音する人もたくさんいます。

 

㊙︎私はポイにあんこやアイスクリームを加え

デザートにするのが好きです。

 

色っぽいポイの紫、はんなりと

 

ハワイ島は、自宅療養の一人も回復して

コロナ感染者ゼロになったそうです!  マハロ・ナーアクア!!

マーラマ・ポノ🙏    おおきに〜