KonaHawaiiのブログ

ハワイ島コナの自然とハワイの文化、徒然なるままに

カフナ(神官)

アロハ・アヒアヒ!(こんばんは)

今夜の月はフナ、だんだん満月に近づいて来ています。

サンセットはこの3日間午後6:48

ムーンセットは午前3:59なので夜更かしの人は

ゆっくり月が見られますね。

フナにはツノや隠すという意味があります。

満月に足りない影の部分がツノの形です。

隠れた穴、隠し芸、秘所、秘密のパワースポット、

 

そういうパワースポットを知っている人、

ヒーリングの力をもっている人、特別な技能やコツを習得した達人を

theに当たるkaをつけてカフナという説があります。シャーマン、神官です。

 

カフナはKahuからきた、という説もあります。

王様の時代には、カフがボディガードになったり

王様と神様の橋渡し役だったそうです。

どちらにしても、カフナは霊力をもった特別な人です。

今でも土地や家のお清めや着工式、起工式などに

カフナが呼ばれて塩や水を使いながらチャントを唱えて

お祈りをしてもらうことがよくあります。

 

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今朝、相棒さんが穴覗きをしているところです。

彼女は穴という穴を覗くので、私はこっそりカフナと呼んでいます。

これで、サメを2回見つけています。ホヌはよく穴の中で

寝ています。頭隠して尻隠さずで寝ているホヌもいます。

ウツボもホヌも二人とも何度も見つけています。

ロブスターとタコを見つけた人もいました。

私はロブスターが脱皮したばかりの殻を見つけたことがあります。

きちんと上着とズボンで揃えて置いてありました。

中身は穴深く隠れていたようです。

ソフトシェル・ロブスターで美味しそうですが

日の目に当たることはないでしょう。

コナインの前では、溶岩が造った岩礁の裾が波で浸食されていて

文字通りのスカート覗き(フナ覗き)が楽しめます。

 

ブイに沿ってまっすぐ泳ぐ皆んなから離れて

私と相棒さんは浅瀬のシーニックコースをジグザグに泳ぎます。

昨日の遺跡の岩場とはまるで違う景色です。

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これはカイルア湾のニウマルビーチ前の 真水の吹き出し口、ワイプナ

海底にある溶岩の小さなトンネル(チューブ)の割れ目です。

いつも砂が巻いているのと、温度差が激しく水にムラができて

透明度が悪くなるのとで、この程度しか撮れないのですが、、

真水の温度は、その場にとどまっていられない冷たさです。

これこそフナです。

 

この水場へ行くニウマルビーチは、ある家族によって代々、守られていたようです。

今でも、その一族はこの辺の土地を山の方から(アフプアア)

ちょこちょこと所有しています。

ニウマルビーチの別名はその家族の名前になっています。

前にも違う角度の写真を載せましたがカイルアきってのパワースポットなので、、

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皆さんにもマナが届きますように!!

 

家父(寡婦)ならばカフナのパワー特別に!

 

マーラマ・ポノ🙏  マハロ〜