KonaHawaiiのブログ

ハワイ島コナの自然とハワイの文化、徒然なるままに

パパ(大地の女神)

アロハ!

今日の月はラーアウ・クールア

ラーアウは植物なので土いじりに精を出しました。

切り倒したパパイアの根っこが一人歩きをしていて

6m以上横に伸び掘り出すのに苦労しました。

全部、大根だったらいいのですが、、

パパイアは葉も根っこもひげ根も全てがパパイアの匂いがします。

月桃も掘り起こしました。こちらはスパイシーないい香りです。

先月植えた里芋は3本ずつ芽が出て葉が広がりました。

 

母の日なのでパパの話

母は昔パパだった、と言う話をご存知かもしれません。

古代日本語でパパだった音が平安時代にファファになり

江戸時代にハハとなったそうです。

初めは赤ちゃんが食べ物を見て唇を開いてパクパクする

音だったのかもしれません。お乳がお母さんそのものを

指したとも思われます。

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たまたま撮ったら写っていた授乳シーンです。

お母さんイルカはクッキーカッターにやられた傷あとがあります。

おっぱいは、かなり下の方にあるのですね。

授乳シーンは何回も見ましたが、大抵水中深いところで写真には撮れません。

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イルカは人間と同じで発情期がないので季節を問わずケイキ(子供)を連れています。

ケイキ達はお母さんの前で張り切ってジャンプを見せることもあります。

いつもくっついて泳いでいます。

 

パパに戻ります。

ハワイの全てを産んだのはパパハーナウモク

パパは土台(マオリ語では世界)ハーナウは産む、モクは島

島産みの女神の名前です。パパとだけ呼ぶこともあります。

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夕日に照らされて赤くなったマウナケア山

マウナケアの本名はマウナ・ワーケア、この山の神、天の神

最初の男性神がワーケアで女性神がパパという大地の女神

古事記の国造りの神、神産みの神に似ています。

ハワイ島、マウイ島、カホオラヴェ島、カウアイ島、ニイハウ島を

二人で生み出します。人間も産んでいきます。

ここでも、パパは母なのでした。

 

ハワイイの創世記はクムリポという長い詩で

口承のチャーントで伝えられたものを

カラーカウア王が編纂したものです。

初めは闇でワーケアとパパの間は”無”

それから、菌や海藻や海の生物、苔、シダ、、、と

だんだん生物ができていくのです。

神や王族も繋がっていきます。

 

母の日に創世のことを考えるのも、いといみじ!

新型ウィルスは人類よりも先にいたのかもしれません。

 

ソーセージ食べて思いは創世へ

 

泳いだ後、辛いポルトギー(ポルトガル風)ソーセージを

食べたくなります。

 

コナのカハルウ・ベイではこの3日間、サンゴの放卵の

時期なので水中に立ち(泳ぎ)入り禁止です。

ここ一ヶ月半でサンゴが元気になったそうです。

 

今日から土曜日の新聞が配達されなくなり

メール配信になりました。

小さい新聞社は経営が大変なのでしょう。

クプナや紙好きには寂しいことです。

 

Happy Mother's day!!

売り上げが多い母の日前に

規制緩和で花屋さんが開いたそうです。

保育所や本屋、自転車屋なども開いたそうです。

 

マーラマ・ポノ🙏  マハロ・ヌイ・ロア!!