アロハ・アウイナラー!(太陽が傾いた昼下がりの挨拶)
今日の月は満月、
マヘアラニからクルに欠けてきます。
昨夜がホクから夜中にマへアラニになり
完璧に丸くなりました。
暦とどこかで一晩、合わなくなってしまいました。
陰暦の一ヶ月は29.5日なので少しずれるのでした。
夕べ雨が上がって雲間から出てきた瞬間です。
今朝も雨が水撒きをしてくれ
空気が澄んで、綺麗な月の入りが見えました。
午前5時20分、東の空も白んで、
明るいマヘアラニの満月が海に(西に)沈んで行きます。
今日はマジックサンドビーチから入りました。
カイルアとケアウホウ の真ん中です。
だんだん、外に出る人が多くなって交通量も増え
ビーチで 「エクササイズ」する人も増えて来ました。
マジックサンドの本名はLaʻaloaラアロアですが
みんな「マジックス」と呼びます。
ビーチ隣のレストランの名前もMagic'sです。
ウル(ブレッドフルーツ)のフライがメニューにあるし
景色もいいし、気に入っています。
白砂なのでホワイトサンドビーチとも言います。
私はできるだけラ’アロアと呼ぶようにしていますが、
多勢に無勢です。ラアは神聖な、ロアはとても、と言う意味で、
とても神聖な場所、というパワフルな名前なのです。
レレ・イヴィという骨を捧げるヘイアウがあり、
高尚なカフナ(お坊さん)がいたそうです。
駐車場があるのですが、聖域の上に造られたのが
後からわかったようで、入れなくなっています。
道を隔てて大きな駐車場とレンタル自転車もあります。
今は人が少ないので路肩に車を駐めて
ガードレールをまたぐと、石段がいくつかあり
ビーチに降りられます。
マジックサンドと呼ばれる理由は、一夜にして白砂のビーチが
岩場の荒磯と化してしまうからです。
人気のある明るいビーチが突然、
ゴツゴツした岩だらけになり
波に揉まれたら大変そうで、近寄れなくなります。
それだけ潮の引きが強い、名のごとくパワフルなビーチです。
今は砂がたくさんあって、波に巻かれても大丈夫そうです。
波が強いだけなら、そんなに怖くないのですが
急に足元をすくわれ、どこかへ連れて行かれます。
ウルトラウーマンさんは長い間、ここのライフガードだった
ので庭みたいな所です。右は相棒さんです。
「Magic's」(昔、お店の名はJameson'sでした)
の前のサンゴ礁にカスミアジやたくさんの魚がいて
綺麗だったのですが、
サンゴが壊滅して魚も減っていました。
なんと20年ぶりぐらいです。変わるはずです。
この二人はケアウホウからカイルアまでの
8マイルほどの遠泳レースに何度も出てるのですが、
私にとって、ここから北は初めての場所です。
パーホエホエを過ぎ、波が砕けているカモア岬を
遠巻きに回って戻っている時、黒ずくめのデカイ奴
がいると思ったら、、、マンタでした。
プランクトンだらけで透明度が悪いのですが、
マンタの格好のディナーテーブルです。
10分ほどぐるぐる回って一緒に泳いでくれました。
最高の気分!
マハロ・ナーアクア!! 涙が出るほど幸せでした。
帰りにパーホエホエの海底を見て、思わず納得しました。
その辺には、パーホエホエと言う名の公園があるのですが、
パーホエホエ(滑らか溶岩)がどこにあるのか
わかりませんでした。
海の底に残っていたのです。
陸上はアリイドライブや公園の芝生だったり
宅地になっていたりで見えないのですが、
海底は石畳のように
タイルを敷いたようなペタンコの溶岩が見えます。
なーるほど!
食べたいな、マジックサンドのオノサンド
(オノは沖さわら)
ハワイ島では感染者が増えていないようです。
2人が自宅療養をしているそうです。
マーラマ・ポノお大切に〜🙏 マハロ〜 ありがとう!!