KonaHawaiiのブログ

ハワイ島コナの自然とハワイの文化、徒然なるままに

ケアヒさんの話 A story of Keahi

あろは あひあひ かーこう

日没から1日の始まるハワイ

一昨日の画像でした。

 

今朝のカイルアはどんより寒く

「えっ、泳ぎに行くん?」的天気

クアベイに着いた途端、快晴

ほんの15分の移動で、こないに違うコナ

天気のせいで土曜日なのに人が少なくて快適!

 

水に入ってすぐコナクラブ発見

オーミルの幼魚が共生しているので

カニが潜っていてもすぐわかります。

コナクラブがカエルのように

砂を跳ねていました。

跳ねたり、潜ったりする時、巻き上がる微生物が

このオーミルの幼魚の主食

たまたま「守ってあげる」ポーズに写りましたが、

オーミルはカニに何もしてあげていないような

気もします。

 

 

さて、ここはどこでしょう?

ほぼ同じ場所で撮っています。

ラアロアがマジックサンドと呼ばれる由縁

一晩でこのマジックがおこります。

 

こことカハルウのライフガードを

8年ほどしていたケアヒ、

 

初めて会ったのはプールで、10年以上前、

マスターズの練習に来て

同じコースで泳いでいました。

ちょうど泳ぐ速さが同じぐらいなので

すぐ仲良くなり、ハプナの大会では

私が1人で勝手にチャンティングをしているのを

録画したり、写真もたくさん撮ってくれ

ディスクに焼いてくれたり、、

私の前では「ケアヒ」と名乗っていました。

ミドルネームのケ アヒ=The fire のイメージ

本当は10語ぐらいの長〜い名の最初の部分

 

ライフガードの仕事場では「Joy」

と呼ばれていました。

メガホンでとうとうと喋る名物ライフガードでした。

荒波の中1人で出て行き、何人も溺者を救った勇者

 

同僚のウルトラマン姉さんが大会で

カイルアからケアウホウまで6マイル泳いだ時

わざわざ、横を一緒に泳いでくれたそうです。

4時間ぐらい、ず〜〜っと休まず、、

 

ラアロアのライフガードタワーの

傍に立つ記念の岩

サーフィンも上手だったそうです。

 

フラでも2018年1月の

「イオラニ・ルアヒネ・フェスティバル」で

頭角を表したり

 

燃えるひと何でも上位をめざすJoy

 

でも、夫は根深いピリキア(問題)を

抱えていたらしく、、

彼にはDVで接近禁止命令が出ていたのに

その日は、なぜか彼女の部屋に入っていて

銃で無理心中、、、というあっけない最後🙏🏻

 

飼い猫が鳴き続けているので、

3日後にコンドのマネージャーが鍵を開けて

やっとわかったそうです。

4年前の8月のコナで起こった事件でした。

 

カハルウの浅場にタイガーシャークが入ってきたのは

それからさらに3日後のことでした。

     ニュースの画像を拝借しました

彼女の生まれ育ったオアフ島

ライフガードをしていたサンディービーチに

今年、記念の壁画が描かれました。

ケアヒ色、しかもJoy色、、、

お父さんもウォーターマンでライフガード

だったそうです。

ご冥福をお祈りいたします。

 

マーラマ・ポノ🙏  まはろ海の神カナロア様

酷暑大雨ご多用中、ご高覧おおきに〜