KonaHawaiiのブログ

ハワイ島コナの自然とハワイの文化、徒然なるままに

ファイア・ナイフ(Ailaoサモア語 )

あろは あわけあ

今朝はマンタと泳げてラッキー!

ファイア・ナイフのパワーかな。。

昨日のハプナでの水泳大会も出れば良かったかな。。

いやいや、昨日は大福寺の大掃除だったので

これはサボるわけにいきまへん

 

ファイアナイフという言葉を

寡聞にして知りませんでした。

友達の娘さんが前座で踊るというので

「あ、行く行く!」と軽いノリで

余り興味のなかったファイア・ダンスへ、

 

カメハメハホテルのルアウグラウンドは

大王が亡くなったヘイアウの隣

めっちゃ混んでいて、しっかり密、

誰もマスクをしていないし、、

 

26人も出場するコンペ、

出場者関連だけでも100人以上いたかも

サモアの人がこんなに多いとは初めて知りました。

みんなすごいノリ、ホイ!ヒャッホー!キャーキャー! 

歓声の大きさが半端なく、、

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人は火を見ると興奮する生き物。。

こんな小さい子が火を吹くと

特に叫び声の応酬

 

最初は1本をバトンのように、くるくる回す

ご存知、火の輪の術は

皆、いとも簡単そうにこなし

空高く投げてキャッチしたり

床でブリッジした背中の下を通したり

Matua(マクア=成年)の部では

床技で足の裏に火のついたところを乗せます。

 

その後2本になり、、ジャグリング

投げ技も凄すぎ、、

戦いの踊りであったのと

厄除けの意味もあるからか、鬼のような形相も

審査に加算されるみたいで、

この子が少年の部の優勝者

体型もサモア風が良いのかも知れません

 

サモアンはケチケチしないSomeMoreや


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女王様役は美の象徴そのもの

このナイフがファイアナイフの元祖でもある

神聖なる武器の棍棒

元々は先にサメの歯をつけていたようですが

金属が手に入るようになって真ん中に刃のある

棒を振り回すようになり、

トンガの王様に捧げるダンスとして

夜の宴会に花を添える為、火をつけたのが始まりとか、、

 

モルモン教のコミュニティーが中心となって

このポリネシアンの伝統を育てているのかな

という感じもします。

教会のイベントでパフォーマンスの機会も多く

師弟制度やお家芸も受け継がれていくのかな。。

 

高く投げられたファイアナイフを目で追い

その先の空を見ると、、

月が上っていました。アクアの月

誰や、演技中に月を撮ってる失礼な奴は⁈

 

10月のアイアンマンレースの最後を飾るのが

このファイアナイフ

ゴールに二人のダンサーが来て

夜中12時に火を振り回すのが儀式となり

火が消えると同時にみんな燃え尽き

満足して帰るのでした。

今まで見たのは、このファイアナイフと

ルアウショーの覗き見だけだったので

今回、3時間以上見られて、

パワーをもらえ、貴重な体験となりました。

$35は安いかも。。

 

マーラマ・ポノ🙏 まはろなーあくあ

ご訪問くださりありがとうございました。

火のパワーを受け取ってくださいな