KonaHawaiiのブログ

ハワイ島コナの自然とハワイの文化、徒然なるままに

カオナ kaona(詩の隠れた意味)

あろは まい かーこう

月が綺麗ですね、アクアの月

今朝は5時ごろに月が沈み、

干潮の8時過ぎにカハルウに入りました。

 

満月が出ている時に動いている小魚たちが

ちょうど寝入った時間帯だったようで

まぶたが無いし、動きが鈍いだけで、

寝てるとは言い難いけど。。

普段動きの速い魚の写真が楽に撮れてラッキー!

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フムフムヌクヌクアプアアもゆったり円を描いて

新居を物色中?

去年の5月6月は産卵シーズンだったのか、

獰猛になり、おそいかかって来ていたのに、

最近はの〜んびり

 

海も川も毎日変わるし、魚の動きも変わるものです。

地図に描いてここが海だ川だと言っても、

常に変わっているので

線を引くのは、もともと無理な話なのです。

 

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ハウの花。

朝、開いたときは黄色で夕方オレンジに変わります。

 

ハワイイアンの歌によく出てくるのが花=プア。

歌の中でのプアは可愛いもの、恋人、女性

の意味であることが多く

上手なフラダンサーは花を手で作る時、

「愛おしさ」が顔や仕草からかもし出てきます。

 

このラウハラの雄花、

ヒナノという特別な名前があります。

ヒナノのカオナは、男性の望みの象徴

カイナニ・カハウナエレさん作詞作曲の

♪カ ヒナノ オ プナ♪、、ヒナノの花の歌ではなく

プナの香り高いラウハラ、祖父母の愛、ペレのドラマ

と何層にも伏線がある歌のようです。

 

カイナニさんといえば、

27日土曜日KahiluTV ライブがあります。

ファンの方は、ぜひ!

有料ですがシアターの維持にも繋がるので、、

 

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本物の写真が撮れなくて残念ですが、、

イイヴィポレナという固有種の鳥、絶滅危惧種

この鳥の名はハワイアンソング(メレ)に

よく出て来ます。

嘴が細く曲がっていて、花の芯にピッタリはまり、

花の蜜を吸う様子は恋の成就。

赤い色は情熱、欲望、、

絵になる鳥です。

 

メレは口承で伝えていくものですが、

視覚化しやすいものが後世に残って行きます。

フラはその具現化を手伝う通訳。。

 

レフアの花も絵になります。

ハワイ島の花なので、

レフアが出てくればハワイ島の歌であることが多く、

人間を表すこともあります。

 

カオナに性愛が歌われていることもしばしば、、

ハワイアンの価値観は、すべての生命が種を存続させ

世代を交代させ、宇宙のバランスを保っていく、

ということ、かな。。

 

枕詞や掛詞のようなものが出てくる歌詞も多く

「オカパーコーナネ」とくれば「アカマヒナ」と続き

満月を歌ったもの、カオナは、気持ちの膨らみ、最高潮

 

山やヤシの木、そびえ立つものが出て来たら

そそり立っている物を歌っているのかな。。とか

色んな想像を巡らすと

メレが数倍、ヒヒヒと楽しめます。

 

ニコニコのかおなら任せてハワイアン

 (これは伏線で笑顔に騙されないように

  という意味だったりして)


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漢字は、歌を視覚化しやすいですね。

この書はコナにある物です。

85年前の2月26日に亡くなった、もと総理大臣の揮毫

さて、どなたのでしょう? 日本史の問題でした。

 

マーラマ・ポノ🙏   まはろ なー あくあ

ハワイアンソング、買おなー 

満月を楽しんでください

おおきに〜