KonaHawaiiのブログ

ハワイ島コナの自然とハワイの文化、徒然なるままに

モク(島、区、船)

あろは かかひあか!

夕べも雨混じりの曇天、月は

その存在が何とかわかる程度でした

今夜の月の名はフナ、夜中2時過ぎまで出ています。

 

雨の後の爽やかな5月最後の朝

雨後の草抜きで手の皮と腰が更に鍛えられます!

 明日から営業再開の店が多いので

何だか明るい空気が流れています。

小鳥たちも巣立って歌の修行を始めているし、

猫は巣立ったばかりのフィンチを何度も家の中に持って来て

”いけす”を作って遊ぶし、、

ぎゃ〜っ!今、また持って来ました。

山鳩でした。部屋で飛んで、とんだ大騒動!

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王族のいけす?カハルウ湾のスイミー、遠くから見ると

ジンベエザメのように見えます。小さいのに私より俊足の団体さん

きっと卵から一斉に出てくるのですね。

上から見るとちょっとした島かサンゴ礁のようです。

 

ハワイ島はモク オ ケアヴェ=Keawe王の島、と言われていました。

その名を冠したフラの大会があるので

フラダンサーの方はご存知ですよね。

島は日本語の”シマ”と同じ概念、

八尾の朝吉さんが”おんどりゃー、ウチのシマで何やっとんねん⁈”

という用法で使用するのと同じ。

 

古代人で島に生まれ育ったら、地図も飛行機もないし、

海岸線を全部確かめるまで、どこまでが1つの島か

わからないですよね。

この辺はケアヴェはんのシマやで、

あっちの方はピイラニはんや=マウイ島、ということです。

 

今でも、コナの北から見ているとハワイ島のコハラの山と

マウイ島が区別つきにくくなったりします。

ケアラケクア湾にキャプテン・クックが来た時

あまりにもでかい船で来たので、小島に乗って来たかと

思ったのか、船のことをモクと呼んだそうです。

とてつもなく大きな帆船が2艇も乗組員(住人)をたくさん

連れていたので、神様が島ごと移動して来たように見えたのでしょう。

蒸気船でモクモク煙が出ていたからではありません。

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ケアラケクア湾を南の方から撮りました。

ケアラケアア湾のシュノーケル・クルーズ船、FairWind は、

今も昔もモクです。100人乗り、トイレにグリルに滑り台付き!

 

船を住処としている人達は世界中にいますよね。

人が住む区域がモク。

 

 古代ハワイイアンの舟はワア(カヌー)だけでした。

それが転じてワア以外は全て、モク

これはエコで音もガソリンの匂いもしない足こぎモク

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水泳のコーチでアイアンウーマンさんなら朝飯前!

汗の匂いも無し。

静かなのでイルカも接近してくれます。

カワイハエという港からエントリーしました。

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イルカの目から見ても”島”なのでしょう。
イルカを見たら半径50ヤード以内に入ってはいけないのですが、

向こうがあっという間に近寄って来ました。
 

フナの月、黙々と漕ぐ舟遊び

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昨日の写真です。クイーンカアフマヌ・ハイウェイ

カイルアコナのダウンタウンに差し掛かる所

前を行くトラックはオーブン付きレンジ(英語ではstove)

を捨てに行くようです。

どデカイ物でも自分でポイっと捨てる人が多いのに驚きます。

自分でやれば無料です。

 

左のテントはマンゴーピクルスやバナナブレッドを売る

露天商?です。子供も家族を手伝って売り子をしたりしています。

マンゴーピクルスにはリーヒンムイという赤い添加物が入っていて

中国南方市場風味になっています。

こういう物を売るのにも シマがあるのでしょう。

でも、ここには八尾の朝吉はいません。

 

ハワイ島はまだ一人、自主検疫(隔離)の感染者がいるそうです。

Fair Windは7月1日からツアーを再開するようです。

今日の夕日前に5月のホオポノポノ、と支払いの小切手を

投函して6月を迎えたいと思います。

 

マーラマ・ポノ🙏   まはろ ぬーい おおきに〜