アロハ・アウイナラー!(午後のこんにちは)
ペヘア・オエ?(お元気?)
マイカイ ・アウ(わたしゃ元気)
マハロ〜ケアクア(神さま、ありがと)
このご時世、元気で生かされていることが
本当にありがたく思えます。
海とお天道様とニラのおかげです。
今日の月はクー・パウ、 クーの最後
月の入りは午後10時14分で昨夜より1時間近く
遅くなるのですね。
昨夜はおぼろ雲の裏にうっすら三日月(4日月)
が見えました。
明け方は雨で、湿気が多い朝は
花の香りに包まれていました。
外出自粛も一ヶ月を過ぎ、
さらに5月31日まで続くとなって
だんだん出かける人が増えてきたようです。
ダウンタウンの駐車場は先週の2倍ぐらいの車が
駐まっていました。
と、いってもコロナ以前に比べると3割ほどですが
今日は入るなりハコフグ、ちっこいイワシの群れ、
大きくなったアクレ20尾ほど
そして相棒さんが貝を見つけました。
ピアのすぐ近くの水深3mほどの砂地
彼女は生物学の先生で
海の生物の生態もよく知っています。
砂の上の貝の足跡?をたどってタケノコ貝を見つけました。
記念撮影だけして元の場所に戻します。
昔の関西泥棒ダイバーとしては忍びないことなのですが、、
ホヌと私を撮っている相棒さんです。
貝、プープーの話でした。
残念ながら、ハワイイにはアワビもサザエもいません。
大きなヘルメットシェルや法螺貝は1回か2回、
見つけたことがあります。
マカラヴェナという湾でヘルメットシェルを
何十個も見たこともあります。
綺麗な宝貝もあります。♬プープーヒヌヒヌ
という子守唄のフラは、
宝貝を持って踊ることがあります。
イモガイの仲間はたまに見ますが、
毒があるので触り方にコツがいります。
日系人は"ツブ”と呼んで、
小さな文字通り粒の貝を楊枝で刺して
オツマミにしていました。
アワビが採れなくてもオピヒが無数にあります。
オピヒもパーティーの前菜で出て来ます。
味は小アワビと同じです。
多分、昔は貝が前菜だったのでしょう。
メインランド(アメリカ本土)のレストランでメニューに
Pupuというセクションがありました。
英語ならうんち、でビックリしますが、
ハワイ語だったのですね。
オードブルとフランス語で書くと粋がっているようだし
アピタイザーはありきたり、
プープーは小洒落ていて可愛いのでメインランドでも
アロハという言葉とともに使用頻度が多いハワイ語
として君臨しています。
ププ・プラッターで前菜盛り合わせ。
漢字の貝はお金を表したものですよね。
漢字ができた頃、太古の貨幣は貝だったのですね。
貨、購買、資財、貴、、、
ハワイでは貨幣経済が’成り立たなかったので
お金は長い間、要らなかったのでしょう。
でも、神官は法螺貝やヘルメットシェルを吹いて
儀式を始めます。
王族が通ることを知らせる合図にも使われました。
今でもメリーモナークなど色々な大会は
法螺貝の笛で始まります。
権威の象徴です。
レイ・プープー・ニイハウ=主にニイハウ島で
取れる小さな貝、ニイハウシェルのネックレスは
お金に変えられない貴重品です。
ダイヤモンドよりずっと希少です。
海はカイ、貝はプープー、イカはヘエ
7月4日の独立記念日パレードも中止になりました。
8月の沖縄ライブバンド入りのHawiでの盆ダンスも
中止になり、めっちゃ残念です。
マーラマ・ポノ🙏 マハロ〜ナーアクア