KonaHawaiiのブログ

ハワイ島コナの自然とハワイの文化、徒然なるままに

アウアナ(現代フラ、さすらう)

アロハ・アウイナラー !(午後のこんにちは)

ぺヘア・オエ?(お元気ですか)

27番目の月、カーネ 

カーネとロノの2神に祈る聖なる夜。

コナでの月の出は午前5時ごろで日の出が6時ごろ

今朝も雨混じりで月も星も見えませんでした。

日の入りは昨日今日明日3日同じで午後6時43分

 

昨日でメリーモナーク過去10年の放映が終わり

華やかなアウアナで全く眠くなりませんでした。

テレビに映るアジア系観客の表情も輝いていて

あ、この曲知ってる!オーラが出ていたりしました。

カヒコの時は特にチャンティグの時など

頭の上に”?”が出ていてるのがわかりましたが、、

と、観客の顔までよく映るからテレビは色々楽しめます。

 

カヒコという言葉には、古典、古い、老人などの意味がありますが、

フラ・カヒコは伝統的で弦楽器など現代の楽器を使わず

神々に捧げる目的で踊るもの、打楽器がパフの時とイプの時では

ステップが違ったり、たくさんの制約があるのです。

 

ではアウアナという言葉の意味は、

放浪、放埓、うろつく、フーテン、

英語ではVagabondってところですか(天才バカボンの語源でもある)

日本語では歌舞伎の語源となった”かぶく” のような

能楽と歌舞伎といえば、カヒコとアウアナの説明になるかもしれません。

 

フラ・アウアナは昔のしきたりに縛られない

自由で奔放な踊りを意味しているのでした。

もちろん歌舞伎と同様、家元、流派などの伝統はありますが、

 

オリンピックスイマーのデューク・カハナモクの

水着風の衣装で筋肉を見せる元気なカネのグループ、

サトウキビ農園で働くジーンズ姿に

見事な長いハウのスカートでユーモラスに踊るワヒネ、

グリーンローズフラの曲では全員がグリーンローズのレイをしていて

どこから見つけて来たのかと感心したり、

何年も前から庭中に植えてたのかと勘ぐったり、、

 

今年もみんな苦労して衣装なども揃えたのでしょう。

来年までにサイズが変わったりヤメてしまったり

ということがなければいいのですが、、

きっと、またちょっとしたドラマがあるのでしょう。

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これは前にも載せたマウイ島のハラウのコンサートでのひとコマ

後ろのミュージシャンはナーパラパライ 因みに3人とも男性ですが、、

来年のメリモで今年のと同じ曲を来年も踊れるのなら、

じっくり消化できていいかもしれません。

頑張りすぎのハラウも少しゆっくりできていいのかもしれません。

 

男性女性カヒコアウアナ、そんな枠はどうでも良い、フラはフラだ

とマーク・ケアリイホオマルは言っていました。

 

今朝もイルカが来ました。背びれが水面に見えると

クロールから抜き手に泳ぎを変えます。

抜き手は昔、日本赤十字水難救助員の資格を取った時からの

得意技です。

古式泳法で水音も水しぶきも立てずイルカを見ながら泳ぐ、

これぞカヒコだなぁと、、

日本の方にフラ・カヒコと古式泳法をぜひ!とお願いしたくなりました。

 

イズという有名な歌手が歌った ♬へ ハワイイ アウ

”俺はやっぱりハワイイアン” という曲があります。

歌詞に”もう、放浪することはしない” というところ

アオレ アウ ♪アウアナ ホウ でこのアウアナが出て来ます。

アウアナはwander(フラフラ)と訳されています。

そう心に言い聞かせるのも、この歌では夜です。

清々しい夜を新しい気持ちで迎えたいものです。

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昨日はグリーンフラッシュが見えました。

 

アウアナも合わない穴もまた楽し

 

マーラマ・ポノ 🙏     マハロ ナーアクア!