KonaHawaiiのブログ

ハワイ島コナの自然とハワイの文化、徒然なるままに

フラ・カヒコ(古典フラ)

アロハ アヴァケア!(日中のこんにちは)

早朝迄、雨に洗われていました。爽やかな風が吹き

暑すぎない太陽が心地よいカイルアコナです。

月はカーロア・クールア、

月の出は午前3時過ぎで昨日より40分も遅いのですね。

雨で全く見えませんでした。

午後2時40分頃まで天空にあるはずですが

今度は太陽が強過ぎるのか見えません。

 

今年初めてのゴーヤが1本採れました。

知らない間に実っていました。感謝!

 

昨日から22チャンネルで午後6−8時

2010年からのメリーモナークが3日間放映されています。

去年のミスアロハはカヒコ(古典フラ)もアウアナも

ウミ王(ウミリロア)に因んだ曲で、それも彼女自身の

家系でもあって、気合いが入っていました。

本物だな〜と、感動しました。

ケアヴェやロノイカマカヒキなど聞き取れる箇所もあって

嬉しくなったりしました。

 

カヒコではオリの詠唱をするのですが

歴史に残るだろうくらい、のすごい人は

2016年のカイリさんです。

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テレビの画面をスマホで撮ってしまいました。

後ろでパフ(ドラム)を叩いているお二人が先生です。

ケパケパ・スタイルの早口のオリで

観客を圧倒しました。

ハワイイアンは昔からラップをやってたんだ、

と思ってしまいました。

踊りが始まってからが、この写真です。

早い動きながらも、きちんとした発声が乱れません。

 

そして、この衣装!鳥の羽のレイにトップ、

手間と技術と時間の結晶です。

ウコン(オレナ)で染めた不織布のスカートは

オへ・カパラの連続模様が手作業でプリントされています。

 

クペエは黄色のティリーフ、これは私も作ったことが

ありますが、まず、綺麗な黄色になった葉を

集めるのが大変

それを黄色のまま本番まで保つのが大変

本番数時間前に作った物かもしれません。

本人の苦労だけでは無く、たくさんの人のマナの集大成

 

フラ(カヒコ)はもともと神々や王族に捧げるもの。

詩の朗誦が基本で、それをわかりやすくする為に手や足の動きで

表現しながら始まったものだと思われます。

大自然に祈り、八百万の神に捧げ、時には目の前の王族の

子孫繁栄を願って、という踊りです。

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これはマウイ島のハーラウが今年のメリーモナークに来る為の

基金集めのコンサートの時に撮った写真です。

知り合いの人だと思って撮ったら、全然別人、

トホホ、でした。

 

本番の前にはふんどし姿で日光浴をさせ、

ショートパンツの日焼け跡を消させるハーラウもあります。

 

ダンサーの生活にもカプ(タブー)が敷かれ

出来るだけ神聖な暮らしをしなければなりません。

 

男性のフラは迫力があります。

気功や相撲などと共通するところもあります。

相撲も始まりは神事ですよね。

日本にはフラの素質のある男性が潜在しているはずです。

 

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コロナよけのおまじないの紫陽花
花咲か婆さんの家のものです。

 

懐古フラ、本当のカヒコはトップレス

 

マーラマ・ポノ!お大切に🙏  マハロ〜