KonaHawaiiのブログ

ハワイ島コナの自然とハワイの文化、徒然なるままに

マヒナ Mahina(月)

アロハ・カカヒアカ ぺヘア・オエ?(お元気ですか)

月はマーヘアラニ、 フアラライ山から上る満月

ドラマチックです! 満月の4日目、最後のフルムーン!

何をするにも、いい日とされています。

 

今は亡きハワイイアンのタロイモおじさん、

Jさんが言っていました。

「満月の夜にバナナを植えるといいよ、

家族皆が集まってバナナのケイキ(子株)を掘り出すんだ。

マーヘアラニが上がり始めたら皆でチャントを始める。

掘り起こしたケイキ株を植える時は

僕が全裸になってフラを捧げる。

そうすると成長が早く沢山の実をつけるんだ」

 

まだ試したことがありませんが、、、

うちのバナナが野ブタに倒されて踏みつけられたのは

裸踊りを捧げなかったせいなのかもしれません。

 

天から何かをもらおうとするなら、

チャントやフラや手作りのものを捧げることはポノ

(理にかなったこと)だと納得します。

私たちは自然からもらうことばかり考えています。

ご馳走になる時、手ぶらでは失礼ですよね。

今夜はチャントと下手なフラと鼻笛を

お月様に捧げましょう。

 

マヒナはお月様、

マヒナスターズ世代の方ならご存知ですね。(古いっ!)

ハワイ語と英語ミックスのバンド名だったのですね。

ハワイ語の歌詞にもたくさん出てきますよね。

f:id:KonaHawaii:20200408055609j:plain

 昨日朝5時半に撮ったホクがマヘアラニになる寸前の月

英語ではスーパーピンクムーンと言うそうです。

ピンクとはナデシコの花のことです。

月蝕の時、こんなんが撮れました

マヒナには畑、タロイモの水田、農耕

などの意味もあります。

マヒだけでも農業を意味します。

農作物の成長は月の引力と繋がっているようです。

ハワイイ では太陽が一年中強いので、

月の方が変化がわかりやすいのか

月の形によって植えるべき作物が違ったりします。

「オレ」の月 三脚が無いので筋力で撮りました。

 

夜明けの光を受けながら昇るロノの月

 

日本でも明治5年までは

旧暦の(太)陰暦を使っていました。

海でも潮の満ち干(ひ)は月の引力

f:id:KonaHawaii:20200408055533j:plain

パパイアの葉陰から上るマヒナ

 

♬オカパー コーナネ ア カ マヒナ♬  光輝く月、

というハワイイアンのフレーズ。

マヒナの枕詞のように歌に出てきます。

♬クウホア ♬ホロホロカア ♬ヘアロハノ ワイアナエ

♬プアマナでは ケ コナーネ ア カ マヒナですよね。

思いつくまま一人フラ

だいたい曲の3番ぐらいの盛り上がったところで、

マヒナの歌詞が出てきますね。

 

アリイ・ケアナアイナというコナの歌手の

 ♬マヒナ という曲も大好きです。

海に反射する月の光を波がキラキラさせる情景が

目に浮かんできます。

 

ついでに、やっぱり炭坑節も踊っちゃいましょ!

f:id:KonaHawaii:20200408055643j:plain

というわけで盆ダンサーの私のマスクは手ぬぐいです。

泳いだ後はスカーフがわりに首に巻いています。

ほっかぶりにすると庭仕事の虫除け、

小雨の時の傘がわり、布巾にも、雑巾にもなるし、

いざという時は包帯がわりにもなる優れもの。

 

マヘアラニは天国からの輝きという(ような)意味

マヘアラニもマヒナもマヒも

ハワイイアンの名前によく使われます。

 天国からのブレッシングの光が

地球の隅々まで届きますように、、

 

マヘアラニ 鄙(ひな)の村を祝福し

マーラマ・ポノ🙏  マハロ・ナーアクア